過失割合はA:Bの順で表示しています。
交差点以外の事故の過失割合
右折で路外から進入 自動車同士
【jj51】
Aが直進でBが路外から道路へ進入するために右折した場合は20:80です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Bに徐行なし | Aに-10 |
幹線道路 | Aに-5 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
Bが頭を出して待機 | Aに+10 |
Bの既右折 | Aに+10 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aゼブラゾーン進行 | Aに+10~+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
路外から右折する車と追越し禁止違反車の事例 自動車同士
【jj51-e1】
Bが路外から右折進入、道を譲って停止した車両を追越した、追越禁止違反の直進車Aの過失を8割とした事例。
- ▼ 事例・判例
- □ 直進車が時速100キロで走行していたことから、過失割合を50:50とした事例。
左折で路外から進入 自動車同士
【jj52】
Aが直進でBが路外から道路へ進入するために左折した場合は20:80です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Bに徐行なし | Aに-10 |
幹線道路 | Aに-5 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
Bが頭を出して待機 | Aに+10 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
- ▼ 事例・判例
- □ 路外レストランからの進入車が片側二車線道路の第一車線に左折進入し。後続車と衝突した事故について、直進車の前方不注視と 速度超過を考慮し、路外進入車60、直進車40の過失割合とした事例。
右折で路外へ進出 自動車同士
【jj53】
Aが直進、Bが道路から路外へ出るため右折した場合は10:90です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Bに徐行なし | Aに-10 |
幹線道路 | Aに-5 |
Bに合図なし | Aに-10 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
Bの既右折 | Aに+10 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aゼブラゾーン進行 | Aに+10~+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
右折で路外進出車と直進車の事例 自動車同士
【jj53-e1】
時速20キロ程度速度超過のAに対し、路外病院へ進出のため右折開始したBの過失を75%とした事例。
センターオーバー 自動車同士
【jj54】
Aが直進、Bがセンターをオーバーして衝突した場合は0:100です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
Bが他車追い越し中(Aの15km以上の速度違反) | Aに+10 |
Bが他車追い越し中(Aの30km以上の速度違反) | Aに+20 |
Bの速度違反 | Aに-10~-20 |
Bの追越し禁止場所追越し | Aに-10 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
双方がセンターラインを超えていた事例 自動車同士
【jj54-e3】
駐車車両のためにすれ違いが困難な状況で、一旦減速するも漫然と走行したBに対し、急停止したAの過失を30%とした事例。
橋の上でスリップして横向き停止した車に衝突した事例 自動車同士
【jj54-e2】
橋の上でスリップして横向きに停止したAに対し、すれ違うことが困難な状況であるにもかかわらず時速40~50kmで進入し、止まりきれず衝突したAの過失を50%とした事例。
わずかにセンターラインを超えていた事例 自動車同士
【jj54-e1】
路外へ出ようとわずかにセンターラインをオーバーしていたBに対し、前方不注視、シートベルト不着用のAの過失を35%とした事例。
追い越し禁止場所での追越し 自動車同士
【jj55】
追い越し禁止場所の場合は10:90です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Aに避譲義務違反 | Aに+10 |
Aに法27条1項違反 | Aに+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
二重追越 | Aに-20 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
追い越し禁止場所でない追越し 自動車同士
【jj56】
追い越し禁止場所でない場合は20:80です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Aに避譲義務違反 | Aに+10 |
Aに法27条1項違反 | Aに+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
追越危険場所 | Aに-5 |
二重追越 | Aに-20 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
追越車と路外へ右折する車の事例 自動車同士
【jj56-e1】
追越中のBに気づかず、路外の駐車場へ右折開始したAの過失を3割とした事例。
追越中のBに気づかず、合図遅れで路外の駐車場へ右折開始したAの過失を6割とした事例。
進路変更時の事故 自動車同士
【jj57】
進路変更時の事故の場合30:70です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
進路変更禁止場所 | Aに-20 |
Bに合図なし | Aに-20 |
Aに初心者マーク等 | Aに-10 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aゼブラゾーン進行 | Aに+10~+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
- ▼ 事例・判例
- □ 合図なしで車線変更した先行車の過失を8割とした事例。
追突事故 自動車同士
【jj58】
Aが、信号待ちなど適法に停車中のBに追突した場合は100:0です。
Aが追突した原因に、Bの理由のない急ブレーキ違反などがある場合は70:30となります。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
住宅街・商店街等 | Aに+10 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
Bが幹線道路の走行車線上停止 | Aに-10 |
Bの制動灯故障 | Aに-10~-20 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
路外からの進入車と追突車の事例 自動車同士
【jj58-e1】
速度超過のAに対し、路外から第一車線にゆっくり進入したBの過失を8割とした事例。
- ▼ 事例・判例
- □ 先行A車が漫然と車線変更したため、後続車Bが追突したケースで、Aの過失を7割とした事例。
- □ 先行A車が車線変更後、後続車Bが追突したケースで、Bの前方不注視が原因と、Bの一方的過失を認めた事例。
- □ 路上の猫の死骸に驚き急ブレーキをかけて後続車に追突された車の過失を35%とした事例。
- □ A車が急停止したため後続のB車も急停止したところ、更に後続のC車がB車に追突したケースで、C車の過失を10割とした事例。
転回車(Uターン)の事故 自動車同士
【jj59】
転回車と直進車の場合、20:80です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Bに合図なし | Aに-10 |
転回危険場所 | Aに-10 |
転回禁止場所 | Aに-20 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
- ▼ 事例・判例
- □ Uターン車に後続直進車が追突した事故につき、至近距離でのUターン開始であったことから、直進車の過失を0とした事例。
転回終了直後の追突 自動車同士
【jj60】
転回車と直進車で、転回終了直後の場合は30:70です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
Bに合図なし | Aに-5 |
転回危険場所 | Aに-10 |
転回禁止場所 | Aに-20 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
駐停車車両への追突 自動車同士
【jj61】
駐停車車両に追突した場合は100:0です。
主な修正要素(ケースによっては修正しない場合もあります) | |
視認不良 | Aに-10 |
駐停車禁止場所 | Aに-10 |
Bの非常点滅灯等の不灯火等 | Aに-10~-20 |
Bの駐停車方法不適切 | Aに-10~-20 |
Bの著しい過失 | Aに-10 |
Bの重過失 | Aに-20 |
Bの退避不能 | Aに+10 |
Aの15km以上の速度違反 | Aに+10 |
Aの30km以上の速度違反 | Aに+20 |
Aの著しい過失 | Aに+10 |
Aの重過失 | Aに+20 |
片側二車線の駐車禁止場所に駐車していた車両に追突した事例
【jj61-e1】
Aが右折後300m先に駐車違反していたBに追突した事故で、前方不注視は重大と、Aの過失を8割とした事例。
- ▼ 事例・判例
- □ 片側二車線道路で、第二車線全てを塞いで違法駐車していた大型貨物車の過失を2割、追突車の過失を8割とした事例。